チキン+メクチュ(ビール)=チメク
僕は、韓国にある成均館大学というところに通っています。
成均館大学は大学路というところにあるんですが、
芸術の街と呼ばれ、多くの劇場やカフェを持つオサレな街です。
大学側でチキンを食べてきたので、今日は韓国に住んでるとよく行くことになるチキン屋さんについて書きたいと思います。
※骨抜きにんにく醤油味のチキンと2700ℓのビール:全部で22000ウォン(約2000円)
本当にチキンしか売ってない!
韓国には、チキンチプ(치킨집)と呼ばれるチキン屋さんがたくさんあります。
道を歩いてるとそこらへんに転がっています。
友達に聞くと美味しいチキン屋さんと美味しくないチキン屋さんがあるそうなのですが、味覚障害気味なので未だにチキン屋さんの味の差をそこまで把握できていないのが正直なところです。笑
しかも、どの店も同じような種類のチキンしか売ってないですし、どこに差があるのかいまいちわかっていません。
ただびっくりすることもあって、どの店もチキンと飲み物しか売ってないということ。
テイクアウトの店でもないし、普通に店内で食事する店なのに他に頼むものがない!
米を一緒に食べる趣向がおかしいかもしれないが、米さえない。
これでよくも経営が成り立つなと。
むしろ、チキンに専念しないと経営が成り立たないのかもしれないです。
一言言えるのは、韓国人はチキンが大好きだということ。
チメクとは
韓国では、食べ物とお酒の組み合わせに名前がついていることが良くあります。
数種類ですが。
今日は、チメクの説明をしたいと思います。
チメクというのは、チキンとメクチュ(ビール)の頭文字をとってつなげたものです。
韓国語でビールは、맥주(メクチュ)と呼ばれます。
だから、チキンとビールの組み合わせを
チメク
っていうんですね。
韓国語で書くと、もちろん치맥(チメク)です。
言われてみれば、チキンと焼酎やマッコリを一緒に飲み食いしたところで、
あまり美味しそうではないなと。
けれども、ビールは何にでも合うのではないかと考えてしまうのは
味覚障害者だから?
チメクは店だけで楽しむものではない
チキン屋さんのほとんどはペダルと呼ばれる出前サービスを行っています。
韓国の出前文化は発達しており、
どこにいたとしても届けてくれます。
有名なのが、ハンガン(한강)という川でチメクの出前を頼んでも、しっかりと届けてくれるという話です。
ハンガンというのは、ソウルの中心を流れるとっても大きな川で、河川敷の公園のエリアがいくつかにわかれているとは言え、一つのエリアもとても大きいため、ちゃんと届くなんて信じがたいですよね。
だけど、届きます!
外出先でも出前をとるという韓国の文化はとっても面白いです。韓国語ができないと厳しいですが、韓国に来たら是非ハンガンに行ってチメクをしてみると楽しいと思います。
ハンガンについての記事も追い追い書けたらと思います。
今回はこのへんで。