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さもみた!

I'm a thermometer.

ハマっていること

今までに何かにハマるなんてことは、小学校三年生以来ずっと続けてきた野球以外に何かあっただろうか。強いて言えば、勉強だろうか。辛抱強く続けて来たと自分でも思っている。なんという目的もなくも、続けて来られたのはそこに何らかの面白ろさみたいなものを感じていたからだろう。そして今韓国に来て自分の予想とは異なり韓国語にガチで取り組んでいる自分を顧みると、そこに何の目的もなく「韓国語が喋れるようになったら韓国人と喋れて楽しい」という単なる内的報酬のために勉強している。その流れで「外国人が韓国語でなんかやったら面白い」、「せっかく覚えた韓国語で何かしたい」そんな思いで、今の「韓国語で演劇に挑戦する」という行為に至った。(実際に韓国語で取り組んでいて感じることは多々あるがそれはまた後日)

 

で、だ。

 

なんで「演劇」なのか。

 

それは、2016年の初めくらいから、だいたい1年くらい前からだろうか。「ラーメンズ」のコントをYoutubeで見る習慣がつき、ラーメンズのコントの台本を書いている小林賢太郎の演劇作品まで時間を見つけてはコツコツを見ている。過去の「小林賢太郎テレビ」も。そして、今も全然飽きてない。コントや演劇に普遍的な材料が多く使われているし、それでいて「あ、やっぱりラーメンズだ」、「小林賢太郎さんの世界だ」、そんなことを感じさせる作りになっている。夏休み日本に帰った時には、小林賢太郎さんが書いた本を探し、いくつか読んでみた。戯曲集も読んだ。言葉の羅列がシンプルでいて美しい、そんな印象を受ける文章だった。

1月1日にはラーメンズのコント100本をYouTubeに公開し、それの広告収入を被災地復興のために役立ててほしいと日本赤十字社に寄付するという試みまで行った。男前ですよね!ほんと!周囲を説得させるの簡単じゃなかったと思うんです。

そんなこんながあって、今も演技の練習と韓国語の勉強をする傍ら、ラーメンズのコントを観る毎日だ。うん。まさにこれ、「ハマってる」よね?

なんでこんなにハマっているのか、その理由は構成、言葉、演技、キャラクター、声、舞台、雰囲気...よくはっきりしていない。けれども、鑑賞後のふわっとした気分は僕を中毒にさせているようだ。本当に一度観劇したい。日本に帰ったら行こう。

 

さて、話がだいぶ逸れたが簡単に言ってしまえば、「演劇」に興味を持った理由は「ラーメンズ」である。そして、夏終わりに留学先の大学のサークルの公演を観に行き(韓国語がわからないのだが)、目の前に立っている自分と同じ学生が演技しているのを観て、感銘を受けてしまった。「あっち側に立って観る人に楽しんでもらいたい」「そのリアクションを受けてみたい」そんな思いから入団を決意した。海外という異境の地だからこそ、心がちょっと浮ついて僕のフットワークを軽くしてくれたことも幸いしてのことだ。日本にいたら絶対にやってない。正直、人前に立って人を笑わせる、感動させることなんて、こんなちょっとネガティブで捻くれた性格をした僕の普段の振る舞いとは、全くの正反対だと思っている。自分ができないからこそ、ずっと憧れていたというのもまた真理。俳優としての経験はまったくない。おそらく今回のこんなちっぽけな経験を通して、すぐさま演劇の世界に身を投じようとは考えられないだろう。しかし、僕にちょっとした火をつけたのは確かだ。向いている向いていないに縛られず、今回の貴重な機会に全力を尽くすと共に、自分の感性でいろいろ感じたいと思っている。そうしたならば、次の行動が自ずと見えて来そうな気がする。

 

将来の不安から、そんなことを毎日自分に言い聞かせている。結局は将来に目を瞑ってやりたいって思ったことをやってるだけなのだから。楽しいけど笑。

はあ、日本に帰ったらどうするか考えものだ。 

 

小林賢太郎からのメッセージ | KENTARO KOBAYASHI WORKS | 小林賢太郎のしごと

 

小林賢太郎戯曲集―椿鯨雀 (幻冬舎文庫)

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小林賢太郎戯曲集―home FLAT news (幻冬舎文庫)

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僕がコントや演劇のために考えていること